2016/10/06
昨晩、NHK・BSにて初代タイガーマスクこと佐山悟の特集をやっていた。
タイガーマスクは空前の第二次プロレスブームを巻き起こした。
私も根っからのプロレスファンで、若かりし日は本気で新日本プロレスに入団しようと錯乱していた時期もあった。
当然、タイガーマスクのテレビ中継される試合は全て網羅していた。
その中でもタイガーマスクのデビュー戦となった対戦相手ダイナマイト・キッドには、目を見張った物だった。
どう見ても、命がけのガチンコ勝負。
タイガーかキッドのどちらかが、大怪我をしかけないような試合展開であった。
私は、そのダイナマイト・キッドに魅了されていった。
残念なことに、タイガーマスクはデビュー後2年半でプロレス界を去って行った。
その後も、ダイナマイト・キッドは従兄のデイビーボーイスミスを引き連れ、全日本プロレスのマットで暴れてもいたが。
そして、何時ぞやかダイナマイト・キッドを見かけることは無くなった。
数年前に、デイビーボーイスミスの訃報を目にした。
キッドは何処に行ってしまったのか。
その答えは、昨晩のNHKで明らかになった。
キッドは、重篤な脳溢血に倒れイギリスの療養所で不自由になった身体と言語障害を患い日々を送っていた。
あの全盛期の筋骨隆々でスピーディーな面影はなかった。
それでも私は、プロセス界で一番ダイナマイト・キッドが好きです。
余生を有意義にお過ごしください。
有難う、ダイナマイト・キッド!