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インプラントって何?

様々な理由で永久歯を喪失することがあります。永久歯を失った後に取り付ける代替人工歯根がインプラントです。
インプラントには現在、チタンという金属がもちいられています。スウェーデン人医師・ブローネマルク博士が、実験中にチタンとウサギの足の骨を結合させてしまったことから、チタンが骨と一体化する性質が発見されました。
歯を失った後の治療方法は、隣にある歯を削ってブリッジを取り付けたり、入れ歯を作製したりする方法に限られていました。これらは、何かを犠牲にする、あるいは噛む力を十分に発揮できないものでした。
インプラントは「第二の永久歯」と形容される、機能性と審美性を兼ね備えた治療方法です。
インプラントの利点・欠点
インプラントの利点
- 人工歯根が骨内に直接固定されているため、食べ物を噛む時の力はご自身の歯ととても近いものにできます。
- しっかりしたメンテナンスをしていただくことで、長期間の使用が可能です。
- ご本人の歯を参考にして被せ物を仕上げるため、自然な見た目を取り戻すことができます。
- 治療部位は、歯を抜いた部分のみです。
- インプラントを設置しても、周りの歯を傷つけないで済みます。
インプラントの欠点
- 外科的手術が必要です。
- ブリッジや入れ歯に比べると、治療期間が長くなります。(骨質によりますが、上顎で6ヶ月、下顎で3ヶ月が目安です。)
- 治療費のご負担がかさみます。(保険が適用されないため、他の治療よりも費用が高くなります。)
インプラントとその他の治療方法との比較
長所 | 短所 | |
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インプラント |
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総入れ歯 |
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部分入れ歯 |
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ブリッジ |
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OAM(大口式)インプラント法
一般的なインプラントは、人工歯根を固定するため、ドリルを使って骨に穴を空けます。ドリルの振動と音が患者さまに伝わることに加え、周囲の骨が余分に削られて骨量や高さが減ってしまったり、傷が大きく腫れやすかったりというデメリットがあります。
そこで、当院では、OAM(大口式)インプラント法を取り入れました。この方法は、骨の表面に小さな穴を空け、そこから必要な分だけを少しずつ広げていくというものです。とても細い器具から段階的に太さを変え、繊細な作業をすることで、患者さまに伝わる衝撃や腫れ、出血を減らすことができます。
患者さまの心身のご負担を軽減するとともに、治療期間も短縮できるのが、OAM(大口式)インプラント法の魅力です。

インプラント専用オペ室・歯科用CTをご用意

インプラント治療を受けるにあたって、特に気を付けていただきたいことは、「歯科医院選び」です。
治療に必要な設備が揃っているのか?
衛生管理はどのようになっているのか?
インプラント専用オペ室はあるのか?
インプラントを得意とする歯科医師が治療するのか?
当院ではインプラント治療ができる環境がしっかりと整っています。
費用の違い
インプラントの費用は、健康保険が適用されない自由診療です。そのため、歯科医院毎に費用を設定できます。これには、使用する材料や、処置のために必要な器具、機材、治療の際に使用する薬剤の種類や量、歯科医師の技術料が反映されます。
インプラント料金表
料金表を見るステント
インプラントを埋入する位置、方向を正確に行うために使用するナビゲーションのような役目をする装置です。



インプラントキャップ
カバースクリューとはインプラントを埋入した時にインプラント体に装着するキャップです。
ヒーリングアバットメントとは2次オペ後にインプラント体に装着して歯肉の形態を整えたりすることを目的として使用するパーツです。
これらのパーツはインプラント体とは違い補綴物を装着後は不要ですが患者さん毎に新品を使用します。そのためインプラント体1本につきそれぞれ1個が必要となります。

カバースクリュー

ヒーリングアバットメント
GBR
インプラントを埋入する部分の歯槽骨が細い、低い場合にはそのままではインプラントを埋入することができません。そのような場合には人工骨を足して骨を太く、高くする処置を行います。
ソケットプリザベーション
歯を抜いたまま放置すると骨が細くなりインプラントを埋入することができません。そのような場合にはGBRを行いますが、ソケットプリザベーションは歯を抜いた直後に行うことで骨が細くなることを防止できます。
静脈内鎮静法とは
通常の麻酔よりも麻酔作用が高く、使用する薬剤によっては健忘作用もあるため不安症の方や怖がりの方におすすめの麻酔方法です。当院では一般社団法人 日本歯科麻酔学会認定 歯科麻酔専門医(杉田 武士)が担当するため、脈拍、血圧、心電図を確認し全身管理を行いながらインプラント手術をすすめることが出来ます。
補綴物の画像
金属を使用しないため透明感や色の発色が自然の歯に近いことが特徴です。インプラント以外にもインレーやアンレー、前歯にも使われます。

セラミック

金属冠
インプラントオーバーデンチャー
インプラントとデンチャー(義歯)内面の固定装置を勘合させることで半固定式のブリッジのようなデンチャーです。
患者さん自身でブリッジを取り外すことができるので清掃が容易で、色々な固定方法があるためどなたにも応用することができます。

固定の種類

ロケーター
当院の特徴

設備
当院は様々なインプラント治療に対応できるよう検査や治療に必要な設備や環境を整えております。歯科用CTを始め、インプラント専用オペ室、各種医療器材を整備してあるので、ワンストップで治療を受けていただくことが可能です。

ICOI認定(International Congress of Oral Implantologists)認定医
院長で、ICOI認定(International Congress of Oral Implantologists)認定医の武本雅彦です。
当院では、治療方法や治療の選択肢、コンセプトをわかりやすくご説明することで、患者さまが望まれる治療を受けていただけるように努めております。インプラント治療は、EBM(学術的な根拠に基づく医療)にのっとって施すよう努めています。歯科治療に不安のある方にも前向きな気持ちで治療に臨んでいただけるよう、医療者側からの一方的な押しつけは行いません。

インプラントに関する活動歴
詳しく見る
治療後の保証
インプラント埋入後、万が一インプラントが抜け落ちた場合には、再手術を行わせていただきます。費用等はかかりません。
また、被せ物は5年間無償で再治療させていただきます。
但し、インプラントを長もちさせるには、ご自身の歯と同じように定期的なメンテナンスが必要になります。定期的なメンテナンスを受けていない場合のトラブルについては、上記保証の限りではありませんのでご注意ください。
カウンセリング・治療の流れ
カウンセリングの流れ
STEP1 無料カウンセリングのお申し込み
お電話(045-333-0102)、または専用フォームからお申込みください。
患者様のご希望の日程で行えるようスケジュールを調整いたします。
ご希望の日程をお知らせください。

STEP2 ご来院・問診表の記入
まずは、患者様に問診表をご記入いただきます。
現在のお体の状態やお口の中の状態、お薬を飲んでいるかなど、詳しくお書きください。
分からない部分などありましたら、お気軽にスタッフにお声がけください。

STEP3 ドクターによるカウンセリング
お悩みな事を詳しくお伺いいたします。
それにたいしてどのような治療法があるのか説明し患者様に適したご提案をいたします。
尚、実際のものをご覧頂きながらご説明をするので具体的なイメージを持って頂けると思います。

STEP4 お見積書の制作
ご提案した治療プランのお見積り書を作成いたします。
お持ち帰りいただき、ゆっくりとご検討いただけます。

STEP5 治療の流れの説明
治療を開始した場合はどのような流れになるかを説明し、資料をお渡しいたします。

インプラント治療の流れ
STEP1 診断・問診票の記入
- 全身状態の把握
- 服用している薬を確認
- 診断用模型の型どり
- CT撮影
STEP2 治療方法の決定と費用に関して
- 治療用模型を元に作製したステント装着し、CTをもう一度撮影(患者さまに適した部位、インプラントの方向、長さ、太さの選択の為)
- 手術日の決定
- 承諾書と費用の説明
STEP3 手術
- 術後の注意事項の説明
- 説明書のお渡し
- 費用の支払い
STEP4 術後
- 翌日、術後の除菌と経過観察